漫画感想『喰う寝るふたり住むふたり』第01話

漫画

最近、以前から気になっていた日暮キノコさんの『喰う寝るふたり住むふたり』を一気買いしました。

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話題になるだけあって、内容も面白かったので、各話の感想を簡単に記録しておきます。

あまり深堀りはしませんが、感想にはネタバレを含むのでご注意ください。

どんな話か?

一言でいうと、熟年カップル(リツコ、のんちゃん)の日常を描いた話です。

面白い点としては、各話ごとに「リツコ編」「のんちゃん編」とあり、同じ時間軸の出来事を双方の目線から描かれます。

1つの出来事に対して、男女それぞれの感じ方の違いや、見ているものの違いなどが描かれており、立場が違うとこうも見え方が違うのか・・・!という発見があります。

また、各巻のさいごには主人公のふたりとは別の登場人物からの視点で描かれる話があり、「他人の考えなんてほんとにわからないなぁ」と感じさせられます。

(なかには生々しい(?)ものもあったりします)

ちょっと人の人間臭い部分もありながら、でもお互いを支えながら生きていく登場人物たちに、読んでいるこちらがも励まされる。

そんな話だと思います。

第1話の感想(リツコ編)

まず、リツコ編。

リツコさんの第一印象は「キツそうな人」です。すみません。

高校から付き合いが10年続くなんて、なかなかすごいことだと思います。

友人の新沼さんが言うように、10年たてばもう結婚してもよいのでは?と思いますが、そういう問題ではないのでしょうか・・・。

第1話なのでハートフルな感じなのかと思いきや、なんかカップル特有のギスギスした感じになります。

とはいえ、リツコさんは自分たちが子供だと思いつつも「子供には子供同士の仲直りの仕方ってもんがある」と、ギスギスをあっさりと解消してしまいます。

・・・いや、その対応は子供じゃないよ。

もうはじめは冷たく見えたリツコさんが1話の最後は神のように思えました。

大人な対応ができるような人になりたいですね・・・。

第1話の感想(のんちゃん編)

次にのんちゃん編。

冒頭で紹介したとおり、時系列は同じシーンで、のんちゃん側の心境が描かれます。

いや、プロポーズしてたんかい。

ただ、聞こえてないという・・・。

でもわかる!こうなるのもわかります。伝えたと思っても全く伝わってないことありますよね。

・・・リツコさんも指輪もらってスルーしているのも変といえば変だけど。

そして、プロポーズしたつもりだったのに、いつの間にかなかったことにされたことのショックを受け、態度に出てしまい、ギクシャク。

これもわかります。めちゃくちゃ共感できてしまいますね。

やっちゃいけないとはわかっているんですけど、・・・ねぇ。

ただ、リツコさんの気の利いた行動で無事仲直り。

というか、10年もたってここまで仲睦まじいのは普通にすごいと思います。

第1話感想まとめ

ひとまず、リツコさんが大人でした。

客観的にみたときに、基本は男性側が少し子供で、女性側が大人に見えてしまうのは、真理なのかもしれないですね。

とはいえ、ふたりとも穏やかで、10年たっても愛情が変わらない様子には脱帽する、というのが第1話の感想ですね。

そんな二人が今後どんな進展をみせるのか、楽しみです。

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