宇久島釣り遠征【2025】

キャンプ

博多から五島列島の1番上に位置する宇久島へ釣り遠征に行きました。

行き方や宇久島の磯の様子をまとめておりますので、博多から宇久島に釣りに行きたい方はご参考ください!

宇久島とは?

宇久島は五島列島の最北に位置する島です。

博多からは野母商船(株)が運営する博多-五島定期便の「太古フェリー」が出ています。

※詳しい乗船時刻等は公式HPをご確認ください。

リンク先:https://www.nomo.co.jp/taiko/timetable.html

島の大きさはそこそこ大きく、島の端から端までで車で25〜30分程度かかります。

五島ということで、釣り目的で訪れる人が多い島です。

施設紹介

島にはいくつかの施設がありますので、紹介します。

まず、島内での買い物ですが、いくつかちゃんと買い物ができる店舗があります。

スーパーなど

【丸宮商店】

【フードショップ丸宮】 ※丸宮商店とは別です

【横山商店】

宿

民宿が複数あります。(写真は撮りませんでした)

●港荘

●漁師旅館 中村家

●シーサイドホテル藤蔵

●藤屋旅館

●民宿 丸金荘

●井原旅館

●農家民宿 せっちゃん家

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは2か所ありました。

ただ、オープンしている状態は確認できませんでした。島に車両でくる場合は事前に満タンにしておくことをお勧めします。

【エネオス】

【出光】

飲食店

飲食店は1・2か所出てくるのですが、GoogleMapの情報と異なり、開店していなかったり、営業時間に行っても断られたりなどしたので、あまり期待しないほうが良いかもしれません。

【あられ茶房】(海鮮丼などがおいしいそうです。最終日の12時くらいに訪れたのですが、忙しいことを理由に入店を断られました。なぜ・・・?)

釣具店

釣具店は1か所店舗があります。釣りの近況情報やおすすめの釣り方を教えてもらえます。

【樋口商店】(釣り具、植物関係の販売)

その他

コインランドリーも1か所ありました。

ヤマト運輸と郵便局があります。(郵便局の写真を撮るのをわすれてしまいました)

【ヤマト運輸】

注意点として、温泉がないため、ドライシャンプーなどを持っていく必要があります。

キャンプ地は無料キャンプ場の「大浜キャンプ場」が島の東側にあります。(のちほど詳しく紹介します)

行き方・船内の様子

今回は野母商船(株)が運営する博多-五島定期便の「太古フェリー」で、博多を23:45に出発し、宇久港に3:55着の便で行きました。

乗船窓口は博多ふ頭第2ターミナルの2階になります。

乗船に際してはあらかじめ予約をしておくことをおすすめします。

乗船には乗船申込書が必要なため、2階の受付窓口付近にあるテーブルで申込書に記入します。

今回は原付2種(125cc以下)のバイクで乗るため、特殊手荷物の料金がかかります。

往復割りが適用してもらい、合計11,600円でした。

乗船券の購入は21:00からになります。また、船内への乗船は21:45からです。

バイク・車両がある人は乗船作業が必要になります。

乗船エリアに向かって左側が五島列島行きのフェリー乗り場になるのですが、係員の方に乗船したい旨を伝えると案内してくれます。

※雨の日などは乗船員の方が奥に退避していたりするため、面倒ではありますが奥まで行って声をかけましょう。

車両を船内甲板においたら博多ふ頭第2ターミナルの2階乗船口から乗船が可能です。

船内はこんな感じです。

早めに行けば壁際のコンセントが利用できるかもしれません。2か所くらいあったかと思います。

カウンター席にもコンセントが設置されています。

カウンター席の裏には自動販売機があります。カップラーメンなどがあり、帰りの便は昼ご飯を食べている方もいました。

そのほか、いくつか席があるため、よっぽど混雑していない限り、場所には困らないと思います。

ただ、博多港からは深夜便になるため、早めに乗船して雑魚寝の場所を確保しておくことをします。

宇久島につく前にアナウンスがあります。1階インフォーメーションエリアで待機していると、甲板まで案内してもらえます。

キャンプ場【大浜キャンプ場】

島の東側に「大浜キャンプ場」があります。

利用は無料です。

エリアは広く、上段と下段があります。

【上段エリア】

【下段エリア】

上段・下段それぞれに水場があります。

下段には炊事場があります。

上段エリアにはゴミ捨て場があり、指定の袋を利用すればごみを捨てることが可能です。ルールが記載されているため、内容を確認して島の商店などで袋を購入するなどしましょう。

トイレは上段エリアにあります。

大便器は和式で、男子トイレは流しが使用不可の状態でした。

外にはベンチエリアが複数ありました。

キャンプ場の北側には砂浜が広がっており、ものすごくきれいでした。

ロケーションはなかなか良い場所だと思います。

釣り場

釣り場は正直北側のどこでも行けると思います。

ただ、私が行った日は大時化で釣りができるような状態ではありませんでした。

釣りに行く際には天気予報と波の状況を確認していかれることをお勧めします。

うねりの伴う、1.5~2.0mの波だと釣りができない可能性が高いです。

ただ、ヒラスズキ狙いだとありだと思います。一面がさらし状態だったため、ランガンすればどこかであたりがあるのではないかと思います。

(ただ、バカ波をたびたび来ていたため、安全には最新の注意を払って釣りをしてください)

【野方漁港東側の磯】

野方漁港東側の磯です。

近くに車で行くことができます。(ただし、道幅はかなり狭く、1.5mほどです)

駐車場というか、磯手前に開けた場所があり、車の転回が可能です。

磯の様子です。

こちらの磯は海抜が低く、大潮の満潮になると先端は完全に波にのまれてしまいます。

【磯西側】

【磯東側】

磯場はすべりやすく、磯靴はあったほうがいいです。

水深はとくに深いわけではないですが、潮通しが良いエリアがあるため、探してみましょう。

なお、途中の道を右に分岐するルートがあるのですが、そちらも車がとめられるようになっています。

対馬瀬鼻灯台

対馬瀬鼻灯台は有名な場所で、こちらもどこでも釣りはできる場所です。

海抜の低いところと高いところの両方が混在しているような磯です。

波が低い日であれば、波打ち際まで出ることができると思います。

宇久島北側の磯 その1

北側の磯のひとつです。

すこし海側に出ているため、ある程度水深があります。

釣り座も広く、人数が多くても狭く感じることはないでしょう。

ただし、沖側に沈み根や岩があり、根がかりしやすそうな地形ではあります。

宇久島北側の磯 その2

上の磯からさらに西側に移動したところにある磯です。

こちらも磯場が大きく、場所には困らないと思います。

こちらもスペースがあるため、車の転回等は問題なくできると思います。

三ヶ崎神社南側の磯

宇久島で北側以外の磯場は少ないです。

三ヶ崎神社の南側にある磯は大潮満潮でも磯場まで歩いていけるため、北側が荒れたときに釣り場候補になるかもしれません。

ただし、三ヶ崎神社の前を駐車場として使用するしかなく、道中も民家の間の小道を抜ける必要があるため、車で訪れることはおすすめしません。

水深はそこそこで、一面砂地になっています。

宇久港南側の磯

宇久港近くの磯も簡単にいくことができます。

こちらは船の通り道なだけあって、水深もあります。

北風の時はこちらが穏やかになるため、のんびり餌釣りをしたい人にはおすすめのポイントだと思います。

東側にはテトラを通っていける防波堤があるのですが、テトラが危険なので行くのはやめましょう。

普通に危険で、一度落ちたら帰ってこられない系のテトラでした。

いくつか紹介しましたが、このほかにも釣りができる場所はたくさんあります。

探すことも楽しみの一つと考えて、いろいろ行ってみることをおすすめします。

もちろん、最大限安全に配慮した上でお願いします。

まとめ

宇久島へ釣りに行った場合の情報をまとめてみました。

簡単に良いと感じたところとダメだと感じたところをまとめるとこんな感じでしょうか。

良いところ

●釣り出来る場所が多い(特に北側)

●人が少ない(釣りの競争率は自然と低くなる)

●キャンプ場が広く、きれい

●食品を変える場所が充実している

●博多からの船料金が高くない(博多→壱岐と比べて高くない)

●道が海までつながっている(舗装されてはいないけど)

ダメなところ

●時化で北側の波が高いと釣りができる場所がほぼなくなる(猛者しか釣りができない)

●店が営業していないことがある(営業していても状況によって入らせてもらえないことがある)

●海までの道は車移動だとしんどい(傷ついてもよい軽バンとかじゃないと気が気でない)

基本的に釣りオンリーで考えれば、最高に良い場所だと思います。

ロケーション的にも水が透き通っており、360度開けた場所が多く、気持ちよく釣りをすることができます。

ただ、それは天候が良い場合に限り、悪天候、とくに北側が荒れた場合は釣りできる場所が一気に減るため、注意が必要です。

また、よくも悪くもローカルです。困ったことがあれば、地元住民やお店の人などに聞いたりしながら、柔軟に対応できるような心持をもって訪れたほうが、旅中のストレスは少ないと思います。

以上、宇久島での釣り遠征のまとめでした。

ご愛読いただき、ありがとうございました。

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