ドローン国家資格 二等無人航空機操縦士 学科試験 問題と解説

ブログを運営している さそり と申します。

このサイトではドローンの国家資格(二等無人航空機操縦士)の資格取得経験から、これから学科試験を受けたいと考えている方に向けて、問題とその解説を私なりにまとめたものになります。

皆さんの資格取得の手伝いができれば幸いです。

では、見ていきましょう。

問題と解説(2024年2月時点)

問1 無人航空機操縦者の心得として間違っているものを選びなさい。

難易度:★

① 無人航空機(マルチローター)の飛行を行う当日に体調不良を感じたが、あらかじめ飛行許可、通報等を行なっていたため、予定通り飛行を行った。

② 飛行当日の風速が無人航空機(マルチローター)の最大耐風速度を下回っているが、突然の突風などが起こることを想定して飛行を中止させた。

③ 無人航空機の飛行を行う前日は体調を整え、早めに就寝した。

回答と解説:

答:①

無人航空機の操縦士の心得として、①自然を侮らず、謙虚な気持ちで、無理をしないこと ②計画の中止や帰還させる勇気を持つこと とあります。また、体調が悪い日は注意力が散漫となり、事故を起こす可能性が大きくなること、睡眠不足や疲労が蓄積した状態での飛行は避けることなどが教則に載っているため、①が誤りとなります。

なお、実際のドローン(無人航空機)の飛行にあたっては、地上で耐風性能以下の風速でも、上空は地上に比べて風速が強いことがあります。したがって、風速について飛行可能かどうかの判断は余裕を持って行う必要があります。(なので②は正しい文章となります)

問2 無人航空機の操縦によって事故を起こした場合に、操縦者が負う法的責任について、正しいものを選びなさい。

難易度:★★

① 行政処分による技能証明の取り消し

② 刑事責任における「損害賠償責任」

③ 民事責任における被害者に対しての民法に基づく「業務上過失致死傷」等

回答と解説:

答:①

意地悪な問題です。実際の学科試験ではここまで細かく意地悪な問題を入れてくることはないかと思おいます。

事故を起こした時に操縦者が負う法的責任は「刑事責任」「民事責任」「行政処分」があります。「刑事責任」では「業務上過失致死傷」、「民事責任」では「損害賠償責任」、「行政処分」では①技能証明の取り消し と②技能証明の効力停止 などの責任を負うことがあります。

要は、操縦士は社会的責任を十分認識した上で飛行させましょう、ということです。

問3 事故を起こした場合の行政処分における、技能証明の効力停止の期間として正しいものを選びなさい。

難易度:★★★

① 5年以内

② 3年以内

③ 1年以内

回答と解説:

答:③

こちらは暗記しましよう。行政処分を受け、技能証明の効力停止を受けた場合の期間は1年以内です。無人航空機の学科試験では「1年」と「3年」のどちらかを選ぶ問題がよく出題されますので注意しましょう。

以下、作成中ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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